2014年
10倍拡大鏡
小さなものが見えづらくなってきた。 この年齢になり、当然の老眼だが、実際になって初めてその不便さがわかる。
フライトでは、景色や他機の見張りで遠くを見たり、目の前の計器類や周波数の表示といった近くを見たり、頻繁に焦点距離が変わるが、まだ老眼鏡は必要ないようだ。ただ、地図の小さな文字は見えにくいので、それとはわからない(?)ルーペ・ペンダントを首から下げておく。
家では眉毛を抜こうにも上手くいかない。 しょうがないので、10倍拡大鏡というのを買ってみた。 「おおっー、すごいぞ、抜けるぞ、よく見える!」 しかしだ。 シミ、シワ、毛穴が10倍になって迫ってくる。 ああ、5倍にすればよかった・・・
そうだったのか。 老化に老眼は理にかなっている。。。 ポッポ
飛行場祭でアートショップ
今年も飛行場祭りが開催された。天候にも恵まれ、2万人くらいの人出があったろうか。 各社、各団体は格納庫やエプロンに店やワークショップを開いたり、展示をしたり、当選した20組の飛行場周辺の遊覧飛行も実施された。
その中でも毎年 一番人気なのが、当社飛行クラブが行なう「パイロット・コスプレ撮影会」。 やっと立てる赤ちゃんから大人まで、それぞれに合うサイズのパイロット・シャツと帽子を身に付けて、飛行機の前に立ち、持参のカメラで撮影するというもの。 お祭りの最初から最後まで、子供連れの家族で長い列ができていた。 なんと愛らしいパイロットたちだったことか。
そしてその横では、数年ぶりの参加となった航空カメラマンと私が、趣味の木工と絵で、飛行機作品の販売を行っていた。 初参加でどうなることかと思ったが、興味を持ってくださる方は多くいたし、周囲の親切な協力もあって、大成功!? お祭りを楽しみながら刺激的な一日を送った。
私の頭の中ではすでに来年の構想も始まっているが、もっともっと空飛ぶ案内もできればと思うのだった。
ポッポ
台風一過
大型の台風19号が過ぎた昨日の関東地方は、抜群の視程でした。この季節、しかも昼間に、100㎞南にあるスカイツリーが見えるのは、とてもめずらしいことです。
DECO
ヒコーキだって花柄でもいいんじゃない?
いつぞや飛行場が花畑だったらいいな、という絵を投稿したが、今回は飛行機を花柄にしてみた。
ジェット機には黒やピンク、ポケモンなどいろいろあるが、小型機は全般にシンプルで地味。 そう、車だって、生地や壁紙や包装紙のような綺麗で楽しい柄など見かけない。 乗り物は動きゃいいだけなのか?
塗装には手間と費用がかかるが、最近は特殊シールを貼れるようで、これからはもっと自由に手軽にデザインも楽しめるようになるだろう。 今後の色・柄の多様化を期待したい。
巷では「デコる」のが流行っている。 テープやらラメやらストーンやら・・・。特に若い女性たちが爪やスマホをキラキラ・ゴテゴテにデコレーションしているのを頻繁に見かける。 やはりヒコーキも可愛くなくては。 時々 着せ換えたりして、外部点検でテンション上げたいものだ。
BY ポッポ
リバティ×ナイキ=ヒコーキ柄シューズ
軍艦島に上陸してきました!
4月、長崎の軍艦島に上陸ツアーに参加してきましたので、ご紹介がてらアップします。軍艦島正式には端島は、長崎港から小型船で45分ほどぶっ飛ばしてつきます。工場萌え系のわたしは、特に近代工業遺産が好きで、前から軍艦島に行きたいと思っていたので、やっと念願がかないました。最盛期の1960年には5千人以上が住み、世界一の人口密度を誇ったとか。当時は日本で一番進んだ家電製品が普及していたとか、住民全員がまさに家族でお祭りが盛んだったとか、炭鉱の命がけの仕事とか、崩壊の進んだビルを見ながら、ガイドさんの思い入れたっぷりの話を聞く約30分の上陸。タイムトリップとも少し違う不思議な感慨が迫ってきました。軍艦島の名前は日本海軍の戦艦「土佐」によく似ているから通称になったそうですが、船で近づいてもその全貌がよくわからないので、機会があれば空から見てみたいものです。
byよしみかおり
フォレスト・アドベンチャー
この夏は思い立って箱根湯本の「フォレスト・アドベンチャー」に行った。日本各地に増えてきた人気のアクティビティだが、これは、体力不足の中年以上にはかなりキツイ。 命綱を付けて、梯子やネットを使って木に登り、最高30mの高さの木と木をアスレチックに渡り、時には長いスライダーで滑り降り、自分の体重を支える腕力が必要だ。
5年前の千葉での体験から、自分の劣化を考慮して、数週間前から体力増強トレーニングに励んでいた。(怪我しないようにね) 最初 失礼にも「お母さんできるのかよ?」と言っていた16歳の息子は「こえー(怖い)」 「ふざけんなよ(着地失敗して泥だらけになって)」を連発しながら、私よりモタついていたが、小学生の時とは違って余裕のクリアー。
しかし不思議だ。息子は体力あるし、ゲームをするときの動体視力は抜群なのに、体と頭全部を使っての冒険には未熟な感じであった。昔の子供のように、何かを見つけて飛んだり、ぶら下がったり、高いところに登ったりの能動的な遊びが少ないのであろう。
逆に木登り、冒険好きの私は大いに張り切ったのだが、翌日は涼しい顔の息子の横で、動くたびの酷い筋肉痛に一気に老け込んだのであった。
これが最後のアドベンチャーになりませんように ポッポ
MAPでLOST!?
この春からセスナ172のS型に時々乗っている。 G1000というコンピューター化された大きな2枚のデジタル画面が装着されている。
右側はMAP(地図)画面で、カーナビと同じように常に自分の位置がわかるし、コースも設定できて便利だが、私はあまり使用していない。頭に入っている慣れた地域なら、MAP見てボタン押してる方が面倒なのだ。
ある日の航空写真撮影で、他空港の管制圏内に入るので、MAPを使ってみようと思い立った。管制圏のラインが紫色で見えにくい。大きくしてみようと縮尺を変えていると、突如 管制圏が消えた。ノブを回して探すうちに外の景色は変わっている。前方の目標物に向かうがどうも遠すぎる。「ヤバイ!」間違えに気付き慌てて戻った。MAPを見たがために、LOST(見失う)するという、どれだけアナログな私なのか再認識した(- -;)
紙の地図を見る方が安心のポッポより
ひな祭りの日に
みなさま はじめまして。よしみんと申します。
以前からポッポさんにお誘いされていたのですが、なかなかおしゃべりに参加できなくてすみません。これより少しづつ参加させていただきます。
いま、我が母校の航空部の学生をOB会としてサポートしていますが、抜けているところも多々あるもののよくがんばっているなあと感動しています。私の学生のころに比べると格段に学業が厳しい現状にあって、できる限り努力している様子が見て取れます。
学生が訓練している埼玉の妻沼滑空場にお邪魔すると、先輩や教官に怒鳴られながらもきびきびと元気よく走り回っている学生の姿が見られます。いまどきの若者でありながら、ちゃんとしかられながら成長している姿がちょっと新鮮なのです。仕事柄自衛隊などにも行くことがあるのだけど、自衛隊より厳しいかもという気になります。
ポッポさんの20歳の息子さんもきっと、家では見せない、学校での顔とも違う一面があるのではと思います。これから厳しい社会に出て行く息子さんの成長のお話、またお聞かせくださいね。
さて、私はこれから競技会に繰り上げ出場が急遽決まった母校の応援に行ってきます。
よしみん
ファンレター
妻沼でのFOXデモフライトを見てくださったお客さまからファンレターをいただきました。
このような反響があるのはとてもうれしいことです。
flying cat