2018年2月
『空鉄』の吉永陽一写真展 路(みち)開催中!
表参道のおしゃれな路地裏にあるギャラリーへ行った。 そのカメラマンは「空鉄」の生みの親である吉永陽一氏。
「乗り鉄」「撮り鉄」「食べ鉄」・・・いろいろあるようだが、『空鉄』は美しい風景とともに、駅や線路、電車を空から様々な角度・高度で撮影するもので、誰にでも簡単にできるわけでなく、ユニークな視点からの写真集は大人気となっているようだ。
この展示では、福島の再開発を進める路線を上空と地上から追った貴重な写真がメインだが、ふと「シャカシャカシャカ・・・」という音に気付いて下を見ると、プラレールの電車が走っているではないか!? 青いプラレールだけでなく、なんと段ボールを切って、二段に貼り付けた吉永さんお手製レールが繋がっており、これがまた良くできているのに驚いた。
吉永さんとは以前、セスナ機の航空撮影でご一緒にフライトしたことがある。 普段は優しく静かなイメージの方だが、一旦 空中でカメラを構えるとビシバシと力強く指示を飛ばしてくる。 そのギャップにプロの気迫を感じたものだ。
写真展では鉄道ファンが多いのか、途切れることなく人が訪れる。 私も吉永さんと「ロンドンでは双発機をチャーターして撮影しましたよ」「ええッ、速いし機敏でないし大変でしょう?」などと、もうしばらおしゃべりをしていたかったが、また次回の春のイベントを楽しみにしよう。
◇吉永陽一写真展 路
・2018年2月6日ー2月17日 ※2/11(日)休館日
・11:00ー18:00 ※17日は17:00終了
・ギャラリー5610 東京都港区南青山5-6-10 5610番館
・東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅下車、B3出口より徒歩約3分
by ポッポ
オススメ!『自分で治す冷え症』
今でこそ、「冷え性対策」は一般的になってきたが、一昔前は冷え症の人でさえ、厚着はカッコ悪いとか、寒さに負けない体になるために根性で耐える、ようなことをしていたのではなかろうか? 筋金入りの冷え症の私も大した対策もせず長年を過ごしたあげく、仕事や反抗期の子、それに老親も加わり、40歳半ばにはひどい体調不良に陥った。
ようやくたどり着いたのが、新聞に載った鍼灸師の治療院。 この人は20年以上も前、既に『自分で治す冷え症』を出版しており、私も鍼治療と並行して、徹底した冷え性対策と生活改善、その他もろもろを教わることとなった。 もし、この出会いがなかったら、今頃私は病院と薬を頼りに、やっとの思いでヘロヘロと生きていたのかもしれない。 健康オタクの私は今、月1回 鍼治療で体を整えてもらい、ちょっとした不調ならさっさと自分で治して、あの頃とは見違えるような心身を維持できている。 「なんだか頭が痛い→私の場合は食べなきゃ治る」ということが今ならわかる。
昨年11月、この本がリニューアルされた。なんとも軽妙な語り口と共に、イラストも多くなってさらに理解しやすい。また、内容のアップデートだけでなく、門外不出の「呼吸法」も加筆されている。 そして、この本は冷え症の人だけでなく、どんな人にも「知って良かった、間に合った」と思ってもらえるはずだ。
加齢の友には医者でなく、ぜひこの本を! byポッポ