2018年10月
「いつもと違う」を発見せよ!
最近、飼い犬の『梅』の左側の頭から首を撫でると、左後ろ足が勝手にパタパタパタと動くようになった。 もともと犬は体を描く時に後ろ足を使うのだが、息子たちは「何でだろう?」と面白がっていた。 しばらく続いたので観察してみると、左側だけでそれが起こり、ブルブル顔を振ることも多く、梅の顔を両手で挟んでみると、ギューッと左耳を押し付けてくる。
これは「左耳」に何かあると思って病院へ連れて行くと、「それはかなり耳が痒いのですよ」と言われた。 痒いところを触られると、「そこが痒いのよー」と、自分でも掻きたくて足が自然に動いてしまうらしい。 塗り薬をもらって、息子たちに「いつもと違うことがあったら、何かあると疑いなさいよ」と話して、ふと、そのセリフ、よく使っていたことを思い出した。
飛行機の外部点検でも、飛行中のエンジン音でも、何かいつもと違う、何か違和感があるという感覚は大切で、「気のせいだ」と放置しない方がいい。
さてその後、嫌がる梅をなだめすかして一週間、何とか朝夕の薬の塗布をやり終えた。
by ポッポ