やっぱりいいぞ、銀世界♬
やっぱりいいぞ、銀世界♬
今年も白銀を見たくて、そしてオリンピックに鼓舞されながら志賀高原へ出かけて行った。私にとってスキーは、ブラジル人にとってのサンバ・カーニバルみたいなものなのだろう。
数年ぶりだった昨年は、あまりの足腰の劣化に我ながら驚いたのだが、この1年、多少の努力の甲斐あって、今回はいくつかの上級コースも「あー、しんどー」と言いながらも何とか降りることができた。それでもやっぱり、「スキーやブーツが重すぎる。もっと楽に滑れるスキー用具がなぜ開発されないのか!」とつい愚痴りたくなる。
しかし昔と比べ、私だけでなく、スキー場も大きく変化しつつある。 平日ではあったが、修学旅行生を除いて、半分は外国人であったり、スノーボーダーであったり、そして高齢者が非常に多い。
リフトに居合わせたやや高齢と思われる方々に「私はスキーがキツイのですが、何か鍛えてらっしゃいますか?」と尋ねてみた。毎日、反復横跳びを500回している73才をはじめ、ウォーキング、水泳、足に重りを付けて生活する…などと言う
70才越えが続々。そして、「毎日、階段を1段か2段抜かして、ゆっくり上がってみなさい。1年で見違えるように変わるから」と言う75才は、50代の私に「気を付けて」言い残すと、風のように滑り去ったのだった。
by おじ様方をボー然と見送ったポッポ
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